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2016年7月21日 (木)

赤外線学習リモコンはデータ再現で挫折したまま進まず

 キャプチャーした赤外線のデータ列をロジアナで確認し、学習リモコンの工作は峠を越したと考えたのは甘かった。あれ以来すっかり電子工作への意欲が湧かなくなって、気が付けばもう2か月近くが経とうとしている。

 深刻なスランプである。何とか先に進めようと、作業の前にこれからの作業項目をメモに列挙し、気力を奮い立たせてPCに向かう。開発環境を立ち上げ、メモの手順に従って開発する。

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 これまでなら、一旦作業が流れに乗ると自然に手が先に進んでいくものなのだが、最近は少し結果が出ると、何故かそれ以上のやる気を失い、ほかのことに気をとられてしまう。これが愚にもつかないゲームや、ウェブサーフィンだったりする。困ったものだ。

 責任を転嫁する気持ちは毛頭ないが、どうも最近は電子工作そのものも前に比べると盛り上がりに欠けているように感じる。所長が始めた8年前は、活発な活動をしている掲示板やブログサイトが沢山あって、大いに参考にさせてもらったものだ。

 ところが、現在はみな低調で閑古鳥が鳴いている掲示板が多い。電子工作関連の雑誌も、以前はFPGAや32ビットCPUの基板が盛んに付録につけられて、みんなでわくわくしながら動かしていたものだが、最近はこういう話も聞かない。

 実は、所長の電子工作が低調なのは理由があって、5月の末、体調を崩し病院通いをしていたせいもある。工作をする気持ちのゆとりがなく、一時は、狭心症の疑いまでかけられたのだが、幸い誤診だったようで、今は全く症状はない。

 この話はあとですることにして、趣味の電子工作全体が低調な原因には思い当たる節がある。個人的で一方的な仮説にすぎないが、この低調さは最近のArduinoの普及と大きな関わりがあるように思える。

Arduinoの功罪
 商売の邪魔をする気は全然ないのだが、Arduinoで電子工作の世界は大きく変わった。しかし反面、つまらなくなった。まずメリットの方はご存知のように次のようなものだ。

ハードウエアのI/Oインターフェースが統一されているので、初心者は、面倒なI/Oピンの初期化に気を遣わないですむ。誤配線や誤設定をする恐れが少ない。最近は機種を超えて共通なのでハードウエア設定はさらに楽になり失敗はほとんどなくなった。

各種のペリフェラル(UARTやI2C、SPI)の設定も、スケッチライブラリーが全部用意されているので、プログラムを書くのが大変楽になった。ほぼデータの中身だけを心配すればよい。

各種のシールド(増設するディバイス)とそのライブラリーが用意されているので、簡単に高度な機能を実現できる。

 経費的には、はるかに高額になったとはいえ、便利になったことは間違いない。所長もESP8266では大いに恩恵を受けた。その反面、この道はあらゆるテクノロジーの世界がこれまでに経験したことと全く同じ道である。

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 便利になればなるほど、細部を知らないでも先に進めるので、技術を身につける機会を奪ってしまう。つまり情報が隠蔽化され、ブラックボックスになっていけば、必然として次の弊害が起きる。

組み立てて、それで動けば問題ないが、一旦、動かないとなると、どこから手を付けて良いのか全く見当がつかなくなる。故障や、ちょっとした不具合にも対応することが出来ない。

作った製品の改善や、改良は殆ど出来ない。製品の応用もできなくなる。いわゆる技術力は身につかない。

それでもこうした複雑になったしかけを短時間に理解し、その応用ができる技術者は一部に存在する。しかし以前にも増してその数は限られる。これにより技術者間の格差はさらに広がる。大多数の一般の人は作って動かしただけで終わってしまう。

 最近の電化製品は、一旦故障が起きると一般の電気店では殆ど修理不能で、自動車もそうだ。ボンネットの中は完全なブラックボックスで点火プラグひとつ素人が交換できない。その製品を使うことが目的ならそれでも良いが、電子工作というのは作る過程を楽しむ趣味でもある。

 従って、電子工作にすぐ飽きる人が増える。ちょっと見は楽そうなので一時的に参入者は増えるかもしれない。しかし長い目で見ていると、参加人口はどんどん減っていくという寸法である。これまで繰り返されてきた、知らずに自分で自分の首を絞めているという業界の悲劇がここでも起きているように思う。

サードオピニオンまで聞いて何とか安心(6/23/2016)
 それはさておき所長の病気の話である。ある朝、コーヒーを淹れようとミネラルウオーターの2リッターペットボトルを持って機嫌よく階段を上がっているとき、突然、息切れがして胸が苦しくなりその場に座り込んだ。息切れは間もなく解消したが動悸がおさまらず、その後はちょっとした運動をするだけで、すぐ息切れがする。

 近くの医院で心電図や血液検査をしてもらうが、特に異常はない。最初は熱中症だと言われた。しかし気温が30 度以下の室内では考えにくい。頻脈は心理的なことでも起きるというので最初にもらった薬は何と精神安定剤だった。

 数日経って息切れはだいぶ良くなったとはいえ、洗車をしただけで息が上がる。近所の医院の医者は大病院で精密検査をすることを勧めてくれた。最初に行った大病院では、心臓エコーなどの検査を受けた。しかし、ここでも特に異常なしと言われる。症状は殆ど改善していたが、原因がわからないのは不安だ。

 さらにまた別の大病院に行く。ここの医者は症状を聞いて、「これは狭心症しか考えられない」と宣言する。なんだ、やっぱり狭心症なのか、そういえば血液が高脂質だと注意されている。ニトロ舌下錠までもらって覚悟を決める。ただ念のため、造影剤を使った心臓CTスキャンを撮ることになった。

 近くの医者に報告する。「すっかり病人にされちゃったのね」と笑う。このとき、こちらは狭心症を見抜けなかったこれまで2人の医者は藪(やぶ)だと思っていたので内心は穏やかではない。

 心臓CTスキャンの結果が出た。見せられた自分の心臓の血管はプラモデルでつくったようにつるつるで動脈硬化のかけらもなかった。医者はあっさり狭心症の見立てを取り下げた。で、同じときに撮ったCTスキャンの肺臓にいくつか血栓のあとがみられるので、肺塞栓症、そう、いま流行のエコノミークラス症候群だろうということに落ち着いた。

 そうか、前の2人の医者は藪ではなかったのだ。医者の見立てというのは恐ろしい。CTスキャンがなければ、ずっと狭心症の薬を飲まされているところだった。1週間飲んでいた薬が、動脈から静脈に急に変わって、薬局の薬剤師が笑っていた。

 とはいえ狭心症より、肺塞栓症の方が始末が悪い。血栓が出来る要因がはっきりしないからだ(2月に海外旅行にでかけているが3か月も前の話)。ただ一過性なので今は全く問題ないというのが有り難い。それに心臓が思ったよりきれいだったので安心している。

2年ぶりの小学校の同窓会。今度は世界遺産の宇治上神社と平等院(5/20/2016)
 さらに、電子工作とは関係ない話題をもうひとつ。実は前記事をアップする直前、例の、京都の小学校の同窓会が2年ぶりに宇治で行われたので行ってきた。そのときの写真を少しご紹介しておこう。

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 宇治は硬貨の裏にも彫刻され、世界遺産にもなっている平等院の鳳凰堂が有名だが、実は、それ以外にも世界遺産に指定されているところがある。それが、平等院の川向うの北東に位置する、宇治上(うじがみ)神社である(京都のお寺や神社がすべて世界遺産ということではなく、全部で17か所)。

 所長も行ったことがない。同窓会をその近くで行うというので、また日帰りで京都へ行ってきた。同窓会の前に、その神社に行ったのだが、何の変哲もない神社で完全に足をすくわれた(これは予想した通りでもあったが)。

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 世界遺産に指定された理由は、国宝となっている日本で一番古い神社の本殿が残っていることらしい。しかし別に驚くような建物でもない。これだけで他には何にもない。実にあっけない世界遺産だった。まあ観光客が殆ど来ていなくて、のんびりと散策できたことは収穫だった。

 今度の同窓会は、この世界遺産と、遠方から珍しい同級生(何十年ぶり)が来るというのに釣られて来たのだが、まさに60年ぶりに会った同級生は、頭が薄くなっていたが、話をしているうちに完全に小学校時代の面影が再現し、とても感動した(相手があまり自分のことを覚えていなくて少し残念だったが)。

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正しいサブキャリア―周波数を作る(6/2/2016)
 電子工作の話に戻ろう。工作そのものは、前回記事のあと少しやっただけで、その後は殆ど進展していない。もともとは、無線WiFiモジュールのESP8266で学習する赤外線リモコン遠隔制御装置を、それこそArduinoで作るつもりだった。

 ウェブにはいくつかのソースコード(スケッチ)が公開されている。ここここのソースを拝借すれば恐らく問題なく動くのだろうが、それだけでは何となく面白くない。赤外線リモコンは応用範囲が広いので、ハードなどの技術をマスターしておきたい。そこであえてマイコンのAVRで基本的なところから作りこんだ。それが、深みにはまっている。

 赤外線の学習リモコンというのは、既存の赤外線リモコンの送信データを、受信してそっくり記録し、あらためて必要に応じて、その赤外線データを送信するもので、前回のブログ記事の通り、データ受信と記録の機能は、Tiny861を使って(最初Tiny441で失敗)、開発に成功している。

 次は送信部である。赤外線のデータ規格はさまざまな種類があるので、汎用的にするため、ここでデコードすることはやめ、忠実にその長さに基づいて赤外線を発信する方法をとることにする。エラー率は高くなるが、とりあえずはこれに挑戦する。

 送信用の赤外線LEDはこれまで使ったことがない。まずはミニブレッドボードに、送信用赤外線LEDとFET(2SJ377)をつけて、赤外線LEDがon/offできるか確かめる。確認のため普通の発光LEDを並列につける。問題なく動いた。制限抵抗が300Ω程度でも1m位は受信するようだ。

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 次はソフトウエアである。これまでの受信部とこの送信部を少し大きめのブレッドボードに統合したあと、送信側のロジックを開発する。キャリアーパルスはPWMでなく、通常のGPIOをタイマーで駆動して、duty比1/3のサブキャリアーを作った。

 割り込みルーチンにこれを組み込み、ON/OFFはメインループのフラグで行う。タイマー割り込みはサブキャリアーの2倍(on/off)のタイミング13μsで発生させる。メインループのON/OFFは、最少でも500~600μs単位なのでこれで十分動くはずだ。

 動かしてみる。オシロでサブキャリアーの周波数を測定する。うーむ、30Khzを下回っている(およそ28Khz)ので受信モジュールが正しく動かない可能性がある(仕様上は30~38Khz)。

 遅れる原因をチャートを書いて調べる。キャリアーパルスの遅れは、タイマー割り込みが起きて割り込みルーチンに来るときの時間(オーバーヘッド)だけが問題で、割り込みルーチンの中の処理は関係しない。実測してみるとこのオーバーヘッドは、8Mhzのクロックで4μs内外のようだ。

 それを加味して、タイマーの時間を調整する。しかし、どうも計算通りにならない。思い切って値を減らす。対症療法だが、これでやっとサブキャリア―が30Khzを超えた。まずはこんなもので良いだろう。

送受信の分離にてまどる(6/8/2016)
 受信で得たパルスデータの配列(立ち上がりと立下りの間の時間1バイト)から赤外線パルスを作るのは簡単だ。送信の指示があれば配列をループに入れ、先頭から配列データに入っている待ち時間を計算してウエイトし、データの最後まで送信LEDのスイッチをon/off(exclusive OR)させるだけである。

 しかし、最初はうまくいかなかった。同じCPUに送受信ルーチンを入れ込んであるため、送信赤外線が出始めると、受信側が割り込みを開始して動いてしまう。送信パルスは間隔を単なるループ回数で決めているので、正確な間隔にならなくなる。

 受信側の割り込みを動かないようにすれば良いのだが、これが意外に面倒だった。どうしても、最初のパルス受信を止めることが出来ない。送信パルスの発生は、タイマーの割り込みルーチンで動いているので始終動いており、受信モジュールの割り込みを止めるステートメントの場所が難しいのだ。

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 停止をするステートメントの前後を割り込み禁止にし、ペンディングの割り込みを事前にクリアするステップを追加してやっとのことで、受信を黙らせることに成功した。その後はロジアナで波形を見ながら少しづつ送信波形を記録したデータに近くなるよう調整していく。

 ロジアナがまたも大活躍である。これがなかったら全く手も足もでなかっただろう。ロジアナさまさまである。Tiny861の20ピンが大いに役立った。いくらでもプローブ点を作れる。5本で解析すれば、だいたいのことはわかる。

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 現在の我が家にあるリモコンは5種類以上ある。学習リモコンの最終ターゲットはエアコンだが、このデータ列は長大なので、とりあえずは電子ボリュームに使ったSONY仕様のリモコンを当面のターゲットにして調整する。簡単といっても、こいつもリピートとして同じ信号が必ず5本近く出るので、正確な信号を再現することは結構難しい。

やっとのことで3機種の再生に成功したが、本体が受け取らない(6/22/2016)
 徐々にではあるが、学習赤外線リモコン送信部がそれらしい赤外線データを再生し始めた。SONY仕様の12ビットの信号も、ロジアナで見る限り、10%内外の誤差でデータをだしているようだ。

 リピートの処理はリピートとリピートの間の40msの間隔でタイムアウトをとり、2番目以降のデータを無視することで正しいデータが得られるようになった。エアコンのリモコンに対象を移す。データは多いが、何とか512バイト内(Tiny861のSRAMサイズ)に納まっている。

 いよいよ、当面のターゲット、寝室の最近新しくしたリモコンデータである。おやあ、Tiny861がリセットする。ええー、こいつは512バイト以上なの? 測ってみた(数だけ勘定する)。何と何と、こいつは292イベント(146ビット)もあり、しかも念の入ったことに、10ms程度の休みのあと同じデータが繰り返されていて軽く配列データが512バイトを超えてしまう。

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 仕方がない。リピートのタイムアウトを10msに縮めて最初のデータだけを記録することにする。さらにテストを続ける。今度はデータ列の最後のイベントの割り込みがペンディングになり、これが次のデータ列とみなされて本来のデータが消えてしまうトラブルに悩まされる。これは、割り込みリクエストのクリアをいたるところに入れて回避する。

 悪戦苦闘の結果、3つのリモコンそれぞれで、ほぼ原形通りの波形を出力するようになった(まだ実地テストはやっていない)。こんなに長い間かかるとは当初考えても見なかった。原因は、それぞれのリモコンが持っている、リピート信号を除去するのに手間取ったことが一番大きかった。もうちょっと、プログラムの構造を考え直す必要があるかも知れない。

再生したデータで本体動かず。意欲がわかない。完全なスランプ(7/4/2016)
 体調はすっかり戻った。週2回のジムでも、プールで300mが楽に泳げるようになった。ただ、電子工作への集中力が途切れている。送信部のデータがほぼ想定通り出たので、実機でのテストに入る。対象は、まずは電子ボリュームにしているSONY仕様の一番簡単なリモコンのテストだ。

 オーディオコーナーに設置してある電子ボリュームを工作机に移し、ケースを外してデバッグ用のUARTを取り出す。うまく動けば良いが、動かないときの用心である。苦労して設定し、いよいよテストに入る。

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 だめだ。全く動かない。UARTにすらメッセージが出ない。送信データのデコードがうまく出来ない。一番簡単なSONYフォーマットのデータを受け付けない。たかだか12ビットのデコードが出来ないのだから、100ビット以上あるエアコンのデコードなど思いもよらない。

 何が原因か。赤外線の出力をちゃんと受け取っていることは確認した。出力波形は、入力とほぼ同じになっている。少しづつ違うようだが、誤差は20%もないだろう(600usが500us程度)。ただ、このあたりは10 %以下でないと駄目なのかもしれない。

 こうなると意地になるのが常である。電子ボリュームのソフトをいじって中身のデータを出せるような体制に入る。しかし、この機器のCPUはTiny2313で、SRAMが128バイトしかない。ちょっと詳しいデータを出そうとすると、スタックのオーバーフローで簡単に暴走してしまう。

 このあたりで集中力が切れた。このままでは泥沼である。体制をもういちど見直して最初から仕切り直しをしたほうが結局効率が高そうだ。しかし、電子工作への意欲が落ちているのでなかなか次の一歩が進めず、いたずらに時間が経つばかりである。

Windows10インストールで最初の犠牲者(7/12/2016)

 そんなことで別のことに興味が移ってしまった。Windows10である。今さらの感もあるが、今月末に無償アップグレード期限が切れるというので、渋々入れることにした。Windows7で何とか動いていたMSのFlight Simulator(FS 2004)が心配だが、まあそれはあとで考えることにして、これまでさんざん無視していたWindows10移行のボタンを押す。2時間近くかかった。

 ソフトは大体無事だったが、いくつかのハードがらみのアプリに問題が出た。Epsonのスキャナーは何とか、このサイトの情報で助かる。LAP-Cのロジアナはバージョンアップの情報があったのでうまくいくと思ったが、以前のファイルが残っていて正常に動かすのにてこずった。

 AtmelStudioや、Win95時代の定番のエディターや、ターミナルは無事だった。もちろんChaNさんのAVRSPも問題なし。開発環境はほぼ整った。やれやれ。

 FS2004は遂に動かなくなった。そもそもCD-ROMを入れないと動かないソフトは全滅のようだ(セキュリティの関係らしい)。OSそのものは確かに軽くなった。もっともこれは、Win10とともにメモリを増強したことが原因かも知れない(AtmelStudioがメモリ喰らいで、メモリを2Gから4Gにした)。

 大所が動いて、細かいところのテストに入る。意外なところがダメだった。サンワのUSB BlueToothドングルは、現在ほとんど使っていないが、こいつが動かなくなった。サイトを見るとなんと「Win10はサポートしていない」というではないか。最初の犠牲者だ。

 こいつは、仕事の帰り、ヨドバシに寄ってWin10対応のものを買いなおした。なんと、¥1000少々。気が抜ける価格だ。ウェブ上では、BlueToothの世界も沢山のバージョンがあり、色々な話が渦巻いているようだ。まあ、最近のボードは、このあたりはすべて内蔵だから、ドングルに関心が薄れたのかもしれない。

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 ヨドバシ秋葉原店は、膨大な売り場面積だが、BlueToothのドングルは5種類くらいしか売っていなかった。動かないという苦情が多いせいなのかもしれない。

 ともあれ、Windows10は今のところ順調に稼働している。ブログの紙数も増えてきたようなのでとりあえず活動報告をここで一区切りすることにする。

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コメント

この病気、以前はポックリ病などと言われた原因不明の心不全だったらしいですね。
私の身の回りにも、命拾いした人がいます。しかし、何に注意すれば
良いのかはっきりしないので、今のところ血が固まりにくい薬を飲んで
様子を見ているところです。
まあ、心配していてもきりがない。太く、短く(もう短くもありませんが)、
好きなことをやっていきます。

投稿: がた老 | 2016年7月27日 (水) 00時04分

血液血管系の疾病は、発病した場合即死する可能性
があるので気をつけないといけないらしいです。

入院した病院の看護師さんに、下肢深部静脈血栓症
を安易に考えてたら、この病院で昨年も下肢深部静
脈血栓症で死んだ人がいますよ。と脅されました。

下肢深部静脈血栓症を発症させてしまったのだから、
他の人よりは、血栓症を発症させる確率が高いとい
うことで、2ケ月に一度血液検査して、今の血液の
状況を把握してます。

がた老さんも気を付けましょう!!

投稿: ばんと | 2016年7月26日 (火) 04時43分

ご無沙汰しています。ばんとさんが同じ病気になっていたとは、
驚きました。聞いてみると結構、この病気の経験者は多いようですね。
私は、足のエコーも調べてもらいましたが、特に、問題になるような
ところはありませんでした。

お気遣いいただきありがとうございました。

投稿: がた老 | 2016年7月26日 (火) 00時24分

お久振りです。ばんとです。

私も7年ほど前、エコノミー症候群(右足の静脈
血栓塞栓症)に罹ってひと月入院しました。
時期は7月です。

私の場合、右足の静脈が血栓で詰まって二倍ほど
に腫れて重篤な状況でした。
発症したとき血栓が心臓に飛んで発作を起こしま
したが、たまたま詰まらなかったので生きのこり
ました。

入院中も絶対安静でそれは大変でした。

原因はわかりませんが、血栓を生み出しやすい
い体質なんだろうということで、私は今も心臓血管
の専門医の指示に従って、病気と付き合ってます。

ご自愛くださいね。

投稿: ばんと | 2016年7月25日 (月) 16時09分

そら。さん、早速のコメントありがとうございました。体の方はおかげさまで全く今は問題ない状態です。お心遣いに厚く感謝申し上げます。

投稿: がた老AVR研究所 | 2016年7月21日 (木) 22時10分

ご無沙汰しています。

私もここのところはマイコンを使った電子工作をしていません。
これと言って作りたいものや興味が湧くことがなく・・・

ただ、真空管アンプは最近になって2台ほど作りました。
そのうち1台は全段差動アンプで2段直結です。
今までCR結合の真空管アンプばかり作っていたので直結を作ってみました。

やはり、直結は低音域の再現が良いように思います。

お体、大変のようで、ご自愛くださいませ。

投稿: そら。 | 2016年7月21日 (木) 18時11分

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